




灯台を中心に地域の活性化と、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」の取り組みの一環として行われている、大バエ灯台、長瀬鼻灯台を基軸とした生月島活性化プロジェクトの一つとして、生月町の御崎浦海浜公園内に、クジラをモチーフとした海洋プラゴミ回収ボックスをデザイン製作させて頂きました。
【クジラの回収ボックスについて】
生月町は捕鯨文化が根差し栄えた地でもあり、今回設置した御崎浦海浜公園内では捕鯨納屋場跡も見る事が出来る事からクジラがモチーフとなり、クジラのお腹部分には生月町館浦漁協様より巻き網漁で使われリサイクルされる魚網を分けて頂きました。
ゴミを入れる上面には上から見た際にS字に繋がるような様々なサイズの穴が空いております。
クジラが狩をする際に泡で網の様な形を作るバブルネットフィーディングをイメージしました。
錆びて経年劣化する金属素材と時間がたっても変化しないプラスチックのコントラストをメッセージとして表現してみました。
【釣りで訪れる方々へ】
以前も書きましたが、釣りを楽しみに遠く生月まで来てゴミ拾いに時間を使うことは無いとも思いますが、嫌でも目に入るほど漂着ゴミの多いエリアでもあります。
もし、ゴミを拾う事で「良い事したな」と、その日その1日の納得感が得られるのであれば是非ご協力下さいませ。